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simapen9 しまぺんブログ
東京都美術館のマティス展へ行ってきました。(2023年4月27日〜2023年8月20日で終了しています。)
マティスというと、カラフルな色使いと、切り絵のイメージがあります。
アンリ・マティス フランスの画家。フォーヴィスム(野獣派)のリーダー的存在であり、野獣派の活動が短期間で終わった後も20世紀を代表する芸術家の一人。自然をこよなく愛し「色彩の魔術師」を謳われ、緑あふれる世界を描き続けた画家。彫刻および版画も手掛けている。(ウィキペディアより抜粋)
マティスの代表的な画風になるまで、彼の初期は写実的な作品でしたが、セザンヌやゴッホ、ゴーギャンの影響を受け、印象派の作品も描いています。その後、キュビズムの影響を受けていきます。色々な手法を取り入れており、試行錯誤している感じが見受けられました。
最終的に、絵画の線を単純化し、色彩が華やかになっていきます。絵画の線を単純化する際に、同じ作品で彫刻バージョンを作ったりして、どうやって線を活かすかを実験している感じでした。
病気で描く体力が無くなり、切り絵へ制作手法を変えていきます。色紙をハサミで切り抜いて作られる作品は躍動感があり、作品名にも「サーカス」や「ジャズ」といった音や動きを感じる題名が付けられていました。
晩年には、南仏ヴァンスのドミニコ会修道院の礼拝堂の内装デザインや上祭服のデザインをしており、開場ではそのデザイン画や、実際の修道院の映像が流れていました。
特に修道院の礼拝堂は素敵なステンドグラスがあり、日の光が入って、時間によって印象が変わる設計になっていて、キリスト教徒じゃなくても心が洗われるような空間になっていました。映像でも素晴らしいと感じたので、実際はもっと素敵に違いありません。