『劇場版CITY HUNTER 天使の涙(エンジェルダスト)』を見てきた(ネタバレあり)

子供の頃に見ていたアニメ『シティーハンター』の劇場版が2023年9月8日に公開となりました。今回は『劇場版CITY HUNTER 天使の涙(エンジェルダスト)』を見てきた感想です。
ネタバレもあるので、まだ見ていない方は見てから読んで頂けたらと思います。
キャッツ・アイ登場
初っ端からキャッツ・アイが出てきて、劇場版らしさが出ています。しかし、海坊主までレオタード姿というのは何だか変な感じがしました。海坊主はそういうのはやらないタイプだと思うので。
声優さんの声の変化
それから始まって早々に感じたのが声の事。香、冴子の声が今までと違うように感じたのです。声優さんまでチェックしていなかったので、声優さんが変わったのかなと思ってました。帰ってきてからネットで調べてみたのですが今まで通りの方でした。映画の感想サイトでも声優さんの声の変化について書いている方もおられました。確かに年齢も重ねてますから、声が変化するのも当たり前かもしれません。勿論、今まで通りの声の方が違和感は無いのですが、それは仕方のない事なのかなぁと思いました。
ストーリ展開について
あと、冴羽獠がふざけるシーンが前半に多過ぎると感じました。香のハンマーが出てくるのは楽しみですけれど、あそこまではいらなかったかなぁと。その分、敵とのシーンや組織についてのシーンを増やして、獠の格好いいシーンを増やして欲しかったです。
アンジーが、かつてのチームメイトエスパーダと殺し合うシーンはあっという間で、意外に弱くてあっけなく終わってしまったのもガッカリでした。その後のピラルクーとの戦いでも、最終的にアンジーをかばって打たれて死ぬなんて。海坊主達の活躍ももっとあっても良かったのではと思いました。
アンジーの声優さんは、ルパン三世では峰不二子をやっている関係で、なんとルパンと次元が物語の中に出てくるのです。ほんの少しですが。その事に対しても賛否両論あるようで、不要だという意見もありました。私は無くても良かったかもしてれないけれど、ちょっとしたジョークなのかなと面白く受け取りました。
最後アンジーは獠に打たれて死ぬんですが、映画の感想サイトでは、獠は女性は殺さない流儀だし、香もアンジーを楽にしてあげてというのも、殺してあげてと言っている事になるので、香はそんな事を言わないと思うという意見の方もおられました。たしかに香は獠とアンジー両方助かる方法を選ぶと思うので納得です。
来場者記念品


色々と不満はありましたが、私はおおむね楽しむ事ができましたし、劇場への来場者記念品として、描き下ろしイラストと思われる色紙とアンジー・獠のステッカーをもらえたので満足です。