甘いものを食べるのを止めたい

『習慣超大全』を読んでみた
今回は『スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法 習慣超大全』を読んだ感想です。
習慣にしたい健康に良い事は全然習慣化できないのに、止めたい健康に悪い事は、なぜ悪習慣化してしまうのか?と思っていました。それを言葉で示してくれたのがこの本です。
体重が増えてきてとても困っている為、なんとか止めなければと常日頃感じてはいますが、どうしても甘い物・お菓子が止められない。
今日は頑張ったからとか、今日は疲れたからとか、何か理由を付けては、甘い物を食べるのを正当化しようとする自分がいます。
永続敵な変化を起こす方法
永続的な変化を起こすためにできることは3つだけ。
- 「天啓を得る」
- 環境を変える
- 小さなところから習慣を変える
自力でできるのは2番と3番だけ。
小さい習慣がどう機能し、なぜ機能するのかを理解すれば、大きな変化を起こせるようになる。そして、望ましくない習慣を止められるようになるというのだ。
習慣化するメソッド
この本のメソッドを『タイニー・ハビット』を言っている。この方法は時間がない人でも、今すぐに始められる方法で、やる気や意志の力を使わない。
タイニー・ハビットのポイントは、「あなたが望む行動を一つ選び、それを『小さい行動』に分解し、生活の中で自然に組み込める場所に植え、成長させる」こと。
タイニー・ハビットの構造
①アンカーの瞬間
すでに習慣となっている日課や、何かが起きた時。この『錨(アンカー)』によって、「小さな行動」をする事を思い出す。
②小さい行動
身につけたいと思う新しい習慣を簡単にした行動。「アンカー」の直後に、この「小さい行動」を実践する。
③祝福
ポジティブな感情を生み出す行動。「小さい行動」を取った直後に自分を「祝福」する。(褒める)
全ての行動が起こる理由は同じ
人間の行動の仕組みについて研究し、この法則を応用すれば行動の背景にあるものを読み解くことができ、どんな行動でも同じように扱えるというのだ。
この行動の分析が第一章から始まる。とにかく分厚い本なのだが、仕組みについて詳しく様々なパターンについて書かれている為、自分にピッタリくるものが見つかる気がします。
この本を読み終わり、まずは小さな行動として、歯磨きの後にフロスをする事を習慣化するようにやり始めました。そして、夜に甘い物やお菓子を食べるのと止め、食べるなら朝に食べる。という行動を始めています。本当に小さな一歩ですが、始めてみないと分からないので、試行錯誤していくつもりです。