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読書感想『明日、いいことが起きる 寝る前の自分への質問』を読んで

simapen9

今回は臼井由妃さんの『明日、いいことが起きる 寝る前の自分への質問』の感想です。

主婦だった臼井さんがご主人の病をきっかけに、社長業を代わりに行います。仕事をひたすらに頑張っていた時、会社の業績が伸び自信過剰になっていた時、ご主人が亡くなって周囲の人から助けられた時、常に自分に問いかけ、どうすればいいか考え続けたそうです。質問を通して自分を知ることによって、自分が少しずつ変化していくのが分かったそうです。そして、悩み苦しんだ日々が嘘だったのではないかと思うほど、今では自分のあるべき姿、やるべきことが分かるようになったと書かれています。

自分に目を向ける

自分に質問をするということは、自分に目を向ける事。その結果、自分を理解することができ、長所・短所がわかり魅力も見えてくる。迷いや悩みに対しても一人で抱え込まず、冷静に解決策を導く事ができるようになるそうです。

私もそのように客観的に見れるようになりたいと思い、この本を読んでみようと思いました。

4つの質問

  • 人間関係を好転させる質問
  • 自分を成長させる質問
  • うまくいかない状況を変える質問
  • チャンスや幸運をつかむ質問

主に4つの質問に分類されています。そして、付録として、心にゆとりを生む朝の質問、いいことを引き寄せる昼の質問があります。

質問ノートを作る

この本は読みながら、頭で考えるのではなく、紙に書いた方が頭の中を整理できるような気がしました。なので、今回まずはノートを1冊準備し、質問ノートとして使用する事にしました。ノートには、質問の内容と自分の答えを書いていきます。

自分の気持ちに素直になる

誰かに見せるわけではないので、字が汚くても、多少言葉が荒くても、今の自分自身を言い表す言葉を書きました。時々、すっと言葉が出てこなくて悩む所もありましたが、概ね素直に書けたと思います。書き進めていくと、同じような事を何度も考えたり、意見がまとまってくるのが分かりました。自分の軸というか、何を大事にしていきたいかが、はっきりしてくるのです。

普段の生活に活かす

あとはその考えを常に心に留めておいて、迷った時や考えに詰まってしまった時に、自分はどうしたかったのかを思い出して、道や答えを選択してしていけばいいのかなと思いました。

勿論、この本一冊で全てが解決できるわけではないけれど、コンパスのように、大まかにでも、どちらに進んだらいいかが分かってきたような気がします。きっと、一度やればいいって訳ではなくて、時折こういう質問を自分に投げかける事が、地図を確認する作業なんじゃないかと思いました。これで終わりにするのでは無く、自分のノートを見返したりすることで、考え方が変わっていったりする自分にも気付くのかもしれません。

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しまぺん
しまぺん
会社員/ブロガー
うつ病を患いながら、会社員をしています。 趣味は、読書、美術館巡り、邦楽ロックのライブ参戦、アニメを見ること。 なによりも食べることが大好きです。
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