『運動脳』を読んでみた
simapen9 しまぺんブログ
今回は近藤一博さんの「疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた」を読んでの感想です。
疲労とは脳の炎症。
まずは疲労と疲労感の違いについて書いてある。
疲労→体の障害や機能低下。
疲労感→疲れたという感覚。
疲労の回復には軽い運動が良い。
また、ビタミンB1、ガンマーオリザノール、ケルセチン、アンセリン、βアラニンも摂取すると回復に良いそうだ。
疲労には、1日で回復するような生理的疲労と、何ヶ月も続く、回復しない病的疲労がある。
病的疲労として、慢性疲労症候群、うつ病、新型コロナ後遺症などがある。
この病的疲労には、ウイルス感染が関与しており、特定のタンパク質が発見されている。
じゃー、それを無くしたら、うつ病は無くなるのか?と言ったら、そうでもないそうだ。
ただ、ここまで解明されてきていると知れた事が大きく、遺伝やウイルス感染、過労などの環境要因等、様々な事が絡み合って病気となっている事が分かった。
自分ではどうにもできない要因もあるが、仕事量や環境要因など自分でコントロールできることもあり、対策を少しでも取ることが大切だと思った。