日常のこと

咳嗽治療薬『リフヌア錠』を飲んでみた

simapen9

先月始め、風邪を引いてからずっと咳だけが続いていました。呼吸器科に受診し、漢方薬も含めて色々な咳止めを試しましたが全く効かず、夜間も咳き込んで眠れない日が続き、今回始めて『リフヌア』という慢性咳嗽治療の薬を服用する事になり、その経過についての報告です。

作用の仕方

『リフヌア』は錠剤で、適応が難治性の慢性咳嗽です。1日2回、1回1錠を服用します。気道の迷走神経にあるP2X3受容体に結合して、咳嗽反射の惹起させます。簡単に言うと、気道の咳スイッチを押させないようにして咳を減らすという感じでしょうか。

注意点

慢性咳嗽とは一般的には8週間程続く咳症状を指すようですが、私の場合、咳喘息を持っている為、風邪によりその症状が悪化している為、処方となったようです。ちなみに、腎機能が悪い方や妊娠・授乳中の方は注意しながら使用する必要がある為、必ず主治医や看護師の方にその旨を伝えて下さい。

効果について

私は幸いにも、お薬がとても効いていて、夜間の咳が無くなりぐっすり眠れるようになりました。日中も話すと咳き込んでしまい仕事にならなかったのですが、ほぼ普段通りに話す事が出来るようになり仕事も問題無く出来るようになりました。

副作用について

問題は副作用です。

製薬会社のパンフレットによると、味覚の変化・消失が治験では65.4%、他には吐き気、口の乾きなどと書いてあります。

薬の添付文書の副作用項目を見ると、味覚関連の副作用(味覚不全・消失・減退・障害)は63.1%悪心(吐き気の事)、口内乾燥は5%以上となっています。

私も服用した翌日には、口の中に甘みとしょっぱさと金属のような味がするようになりました。しかも、現在も服用続けている為、その変な味がずっと続いておりとても気持ちが悪いです。

ただ、四六時中咳き込んで、体も筋肉痛になる程だったので、その体の苦痛と、味覚の苦痛のどちらを取らなければならないとするなら、味覚の苦痛の方が私は我慢出来ると思いました。

服用中または服薬を中止したら、96%は味覚が回復したと確認が取れているとパンフレットにも記載されていたので、元に戻るのであれば、症状の辛い一時期だけの我慢だと思っています。

コロナとの区別について

新型コロナウイルスに感染した際の味覚異常の症状と、どのように区別したら良いかについてもパンフレットには記載されていました。

新型コロナウイルスに感染した際には、咳・発熱・筋肉痛・息切れ・頭痛・吐き気等の症状が出るので、味覚以外の症状にも注意して観察し、症状の記録を残しておくなどをして病院で相談するように勧めています。

経過について

私はまだ咳が良くなっていない為、リフヌアを継続している状態です。咳が改善されれば、いずれは服薬を中止できると思うので、中止した後の味覚の回復についても、後日報告しようと思います。

ABOUT ME
しまぺん
しまぺん
会社員/ブロガー
うつ病を患いながら、会社員をしています。 趣味は、読書、美術館巡り、邦楽ロックのライブ参戦、アニメを見ること。 なによりも食べることが大好きです。
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